top of page
検索


【2025年8月号】レアな有機栽培『台茶19号碧玉』、三星葱ヌガークラッカーと一緒に
若葉は青心烏龍に、成熟葉は金萱に——二つの血統が見える葉姿
碧玉は小葉種に分類され、樹形は横に広がる灌木型。母本は「台茶12号」、父本は「青心烏龍」。
そのため、葉の見た目にも親の特徴が色濃く現れており、若葉は青心烏龍に似て細く厚みがあり、成熟葉は金萱に似た形で、より幅広くふっくらとした印象です。
寒さには強い反面、乾燥にはやや弱いため、こまめな灌水が重要です。坪林、宜蘭といった北部の中低標高地や、南投の竹山・杉林渓などでも栽培されており、台湾の風土に根ざした成長を遂げています。

Pin-chun Lin
7月7日読了時間: 4分


2025年南投世界茶業博覧会に行こう!台湾茶の日本語解説ツアーのご案内
2005年に初めて開催された南投世界茶業博覽會(Nantou Global Tea Expo)は、台湾茶文化を世界に発信するために始まった、台標最大規模の茶イベントです。
毎年10月、茶葉の産地として知られる南投縣中興新村で開催され、国内外の茶農家、バイヤー、茶愛好家が集まる、必見の台湾茶フェスティバルです。

Pin-chun Lin
7月3日読了時間: 4分


【2025年7月号】松柏長青茶──花香と歴史が薫る、台湾・名間の茶どころへ
松柏嶺は標高200〜430mに位置する緩やかな台地で、八卦山脈の南端にあたる。赤土の肥沃な地質、日照に恵まれながらも霧が頻繁に立ち込める独特の気候は、香り高くバランスの取れた茶葉を育てるのに最適な環境だ。年間を通して安定した気温が保たれ、1年に何度も収穫可能な品種の栽培に適している。

Pin-chun Lin
6月9日読了時間: 6分


【2025年6月号】台湾高山茶の原点から──阿里山金萱と塩味方塊酥、嘉義のごほうび時間
嘉義県阿里山周辺の梅山地区龍眼林茶区は、台湾高山茶の発展の発源地と認識されています。高山茶の主要産地は、中央山脈、阿里山山脈、玉山山脈、雪山山脈、そして台東山脈などに分布しています。高山茶の産地には、桃園市復興区、新竹県五峰郷および尖石郷、苗栗県泰安郷および南庄薬、台中市和平区、南投県の仁愛郷、信義郷、竹山鎮および鹿谷郷、雲林県古坑郷、嘉義県梅山郷、竹崎郷、番路郷および阿里山郷などが含まれます。現在、全国の高山茶の栽培面積は6,663ヘクタールで、全国の茶栽培面積(12,251ヘクタール)の54%以上を占めています。

Pin-chun Lin
5月2日読了時間: 7分


【2025年4月号】大地の恵みと手仕事の妙──野放蜜香高山茶と糖葱の極み
今回ご紹介する「野放蜜香高山茶」は、1月号でご紹介した「野放高山貴妃茶」と同じ茶葉を使用し、軽焙煎で仕上げたよりライトなバージョンです。
「貴妃茶」は、ウンカに噛まれたことで蜜のような香りを持つ茶葉を使用し、凍頂烏龍茶のように中程度の発酵と焙煎を施したお茶ですが、今回の「野放蜜

Pin-chun Lin
3月5日読了時間: 5分


【2025年3月号】春の訪れを感じる、爽やかに香る文山包種茶
台湾北部の新北市坪林区は、豊かな山々と澄んだ水に恵まれた地であり、文山包種茶の主要な産地として知られています。年間を通して湿度が高く、昼夜の寒暖差があるこの環境は、茶葉の成長に理想的な条件をもたらします。
坪林の茶産業の歴史は深く、19世紀末から本格的に発展しました。特に文

Pin-chun Lin
2月1日読了時間: 5分


【2024年12月号】金萱で作られた蜜香紅茶、今までにない金萱茶を楽しもう。
【2024年12月号】金萱で作られた蜜香紅茶、今までにない金萱茶を楽しもう。

Pin-chun Lin
2024年11月3日読了時間: 4分


2024台灣國際茶業博覽會【プロバイヤー向けマンツーマン1日ツアー開催のお知らせ】
2024台灣國際茶業博覽會【プロバイヤー向けマンツーマン1日ツアー開催のお知らせ】

Pin-chun Lin
2024年11月1日読了時間: 3分


【2024年11月号】蜜香美人紅茶で、秋の読書とお茶タイムを楽しもう。
すっかりと秋の気分になり、紅茶が飲みたくなる季節になりました。
今回は、レア品種の蜜香美人紅茶をご紹介します。

Pin-chun Lin
2024年10月2日読了時間: 5分


【応募〆切9月30日まで】2024年南投世界茶業博覧会の1 DAY ツアー開催します!
台湾最大級の茶の祭典、南投世界茶業博覧会が再びやってくる。2024年は10月5日から10月13日まで、南投中興新村で開催されるこのイベントは、台湾各地の茶農家や茶愛好者を魅了し続けている。2023年には約90万人の参加者が訪れ、300以上のブースが出展。多彩な展示内容とアクティビ

Pin-chun Lin
2024年9月17日読了時間: 3分


【2024年8月号】自然の不思議な力で生まれた、台湾東方美人茶。
夏は特に虫の繁殖が多く、虫害が多いため、伝統的な烏龍茶の製造には不向きな時期ですが、ウンカ(小緑葉蟬)という虫に噛まれた茶葉は発酵が進み、不思議な甘い香りを放ちます。この甘い香りは実は、茶の木が自分を守るために出すシグナル。甘い香りは、ウンカを捕食するクモを引き寄せ、自らを守ると

Pin-chun Lin
2024年7月3日読了時間: 5分


【2024年4月号】阿里山金萱冬片で春を迎えよう。
茶の葉は日光によるしおれ、室内でのしおれと攪拌、殺菁、揉み、乾燥などの過程を経て、外観は球状に密に結合し、茶の葉の色は翠緑で鮮やかで、水色は蜜のような緑または蜜色で、味は甘くて滑らかで活性が豊かで、香りは淡くて持続力があり、台湾特有の茶です。

Pin-chun Lin
2024年3月3日読了時間: 4分


【2024年1月1日発売】台湾茶の新春福袋
日頃の感謝の気持ちを込めまして、2024年1月1日(月)〜2024年1月7日(日)にて、2タイプの【新春福袋】をご用意致します。

Pin-chun Lin
2024年1月1日読了時間: 1分


【特別企画】ミルクティー大国で生まれた烏龍チャイと、台湾味がたっぷり入ったチョコレートで12月を過ごそう!
ミルクティー大国で生まれた烏龍チャイと、台湾味がたっぷり入ったチョコレートで12月を過ごそう!

Pin-chun Lin
2023年11月5日読了時間: 5分


台湾最大級のお茶博に参加しよう
台湾茶のプロと一緒に、台湾最大級のお茶博覧会に参加しませんか?
年に一度しかない「南投世界茶業博覽會」は、今年2023年の10月7日〜10月15日まで開催されます。
南投県という、台湾の真ん中にある県は、実は台湾茶の生産量トップ1位であるお茶産地です。栽培面積が広く、台湾茶の

Pin-chun Lin
2023年9月14日読了時間: 4分


台湾茶の新しい発見、紅玉の白茶。
仏教寺院では、白茶は一種の「禅茶」として知られており、禅宗の修行者や僧侶たちによって飲まれました。禅茶は、瞑想の前や瞑想中に飲まれることで、心を集中させ、精神的な安定や洞察を促す役割を果たしました。

Pin-chun Lin
2023年7月7日読了時間: 4分


肌寒い時期に、身体も心も温めてくれる高山茶。
60年代から台湾茶を代表する凍頂烏龍茶がよく知られ、その製法による味わいも、今の台湾茶に大きな影響を与えています。その製法というのは、軽〜中の発酵度と軽〜中の焙煎度の組み合わせでまろやかな味わいが沢山の人気を得ました。発酵度を低くすれば、お茶の本来の味がそのまま残されそれぞれの違

Pin-chun Lin
2022年10月8日読了時間: 5分


真夏に作られた紅玉紅茶で、残暑を楽しみましょう。
お茶の生産は常に24節気でお仕事が動いています。5月下旬の節気は、立夏の次の「小満」にあたり、7月下旬は立秋の一個前、「大暑」にあたります。
紅玉という品種は、台湾在来の「台湾山茶」とミャンマーのアッサム種と交配された新しい品種であり、独特な「シナモンとミント」の風味が出ます。

Pin-chun Lin
2022年8月4日読了時間: 4分


あの有名な凍頂烏龍茶が、蜜香バージョンもあります。
台湾茶の生産時期は、冬と春のみならず、夏にもお茶を生産しています。気温や湿度の高い夏には、酸化によるカテキンの発酵が早く進み、東方美人や紅茶のような発酵レベルが高いお茶を生産するのに最適な時期である。また、「蜜香茶」もこの時期だけ生産できます。
寒い冬を越え、夏は虫の繁殖期であり

Pin-chun Lin
2022年6月8日読了時間: 4分


チャイ専用の紅烏龍、入荷しました!
ストレートで淹れる時は、5gに150mlでお茶を作りますが、ミルクを入れるので先に濃いお茶を作ります。10g(大さじ2がちょうど10gの茶葉でした)の茶葉に対して、200mlのお湯でまずお茶を作ります。台湾の五香粉と同じく、私はマサラのような各種のスパイスを混ぜた粉があまり好きで

Pin-chun Lin
2022年5月3日読了時間: 3分
bottom of page