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【ちょっと台湾Plus|2026年夏季号】『香片、文山包種茶そして高山茶へ香り 高い台湾茶の歴史を読み解く』

  • 執筆者の写真: Pin-chun Lin
    Pin-chun Lin
  • 1 日前
  • 読了時間: 6分

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6月/7月/8月 夏の特集


『香り高い台湾茶の歴史を読み解く』


台湾の香り高い高山茶は、実はジャスミンで着香させた香片から生まれたのを知っているだろうか。


本特集では、1880年代の香片にはじまり、文山包種茶の誕生、そして高山茶へと至るまで、台湾茶の革新の流れをたどる。歴史を「読む」だけでなく、その時代を代表するお茶を実際に飲み比べながら体感していく。


花を使わずに花香を引き出した文山包種茶。

丸める技術と融合し、主流となった清香タイプ烏龍茶。そして阿里山から大禹嶺へと広がる高山茶の世界。


ラインナップは、創業100年以上の老舗による香片から、坪林コンテスト入賞の文山包種茶、阿里山の金萱種、さらに希少な大禹嶺まで。加えて、四季春茶を使った台湾ドリンクの楽しみ方も紹介する。


一杯の香りから、台湾茶の歴史と現在が立ち上がる。



6月

包種茶の第一の革命──着香から無着香へ


台湾の香り高い高山茶は、実はジャスミンで着香させた香片から生まれたのを知っているだろうか。

本特集では、時代ごとに起こった台湾茶の“革新”をたどりながら、その時代に生まれたお茶を実際に飲み比べていく。

物語は1880年代にさかのぼる。福建省で作られていた香片(薫花包種茶/香花包種茶)は海を越えて台湾へ渡り、東南アジアへ大量に輸出される主要産業となった。


やがて1912年、花を加えずとも花のような香りを引き出す製法が確立される。当初は「無香花包種茶」と呼ばれ、従来の着香茶と区別されていたが、この製法が主流となるにつれ、やがて「包種茶」と略されて定着していった。


これが文山包種茶の誕生であり、台湾茶における最初の大きな革新である。

以後、「花のような香り」をもつお茶は、総称して包種茶と呼ばれるようになった。


花香包種茶と無花香包種茶の飲み比べでは、1883年創業の老舗が手がける茉莉(ジャスミン)香片と、文山包種茶のコンテスト優良奨受賞茶を用意した。


台湾龍井緑茶
着香包種茶でよく使われるジャスミン
三峡産・台湾碧螺春緑茶
無香花包種茶=現在の包種茶


7月

第二の革命──包種茶の球形化と高山への展開


1940年代、台湾では茶葉を丸める製法が生まれた。さらに1970年代に入ると機械化が進み、生産量は飛躍的に向上する。凍頂烏龍茶の発展を経て、包種茶の製法と球形加工が融合し、清らかで華やかな香りをもつ“清香タイプ”が確立されていった。丸まった清香タイプの烏龍茶はまた「球形包種茶」とも呼ばれ、やがて1990年代、高山茶ブームが到来し、台湾茶の主流となる。


高山茶の代表格として知られるのが阿里山だが、人々はさらに高みを求め、ついには標高2600mに達する大禹嶺へと茶園を広げていった。高海抜ゆえの希少性から市場価値は高まり、その一方で、さまざまな課題も生まれている。


近年では、高さだけが価値ではないという認識も広がりつつある。阿里山は「高山茶都」として再評価され、品質と価格のバランスに優れた産地として、あらためて注目を集めている。


本章では、コンテストで優良奨を受賞した阿里山の金萱と、最高海抜に位置する大禹嶺茶を取り上げる。標高の違いがもたらす香りと味わいの差を、実際に飲み比べながら体感したい。


阿里山では金萱種のやわらかな花香と、冷めるにつれて現れる自然なミルキーな甘みを楽しみたい。香料ではなく、茶葉と製茶技術によって生まれる香りの妙がそこにある。さらに希少な大禹嶺では、高海抜ならではの清涼感と透明な余韻を感じることができるだろう。まるで原始林の中にいるかのような感覚を想像しながら味わってほしい。


團揉という丸める作業
團揉という丸める作業


8月

高山から日常へ──ドリンクスタンドに広がる包種茶


現在、包種茶は大きく二つの形に分かれる。北台湾で作られる条形の文山包種茶と、高山茶に代表される球形包種茶である。


そのなかでも球形包種茶の最大の生産地として知られるのが南投名間であり、四季春茶は日常のドリンクとして広く親しまれている。台湾茶の現在は、ドリンクスタンドを通じて若い世代に広がり、台湾社会において欠かせない産業のひとつとなっている。近年では、名間郷の生産環境を守る動きも活発になってきた。


真夏にぴったりの四季春茶は、今回はやや多めに茶葉を用意し、日常に広がる台湾茶の楽しみ方を提案する。ドリンクとしてのアレンジも含め、日本にいながら台湾のドリンクスタンドを味わうような時間を楽しんでいただきたい。


名間郷で生産される四季春の茶畑風景
名間郷で生産される四季春の茶畑風景


【台湾各地で取材・編集 フルカラー12Pの季刊誌】​特集の台湾茶産地、歴史、茶師の物語、淹れ方、料理やお菓子とのペアリング、レシピも掲載



他にも、盛りだくさんの内容で「ちょっと台湾Plus夏季号」の特集をお届けします。





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ちょっと台湾 Plus 2026年夏季号 ISSUE 36

【コンテンツ】

『香片、文山包種茶そして高山茶へ 香り高い台湾茶の歴史を読み解く』

初夏の香りをひもとく香片から文山包種へ──香りの系譜をたどる香片&文山包種コンテスト茶

高山茶の基礎から頂点へ──高山茶の魅力を解き明かす高山茶の定番・阿里山茶 vs. 超高海抜・大禹嶺茶 飲み比べ

産地と未来を考える球形包種茶の一大産地・南投名間を守る取り組み四季春で楽しむ台湾ドリンクアレンジ

オススメのお菓子レシピ

ほか


【台湾茶5種付き】

①老舗のジャスミン香片5g

②【コンテスト優良奨】坪林文山包種茶10g

③【コンテスト優良奨】阿里山高山茶5g

④超高海抜・大禹嶺茶5g

⑤ドリンクスタンド王者:南投名間の四季春冬片20g


※内容は予告なく変更となる可能性がございます。

※5月20日までにお申し込みいただくと、6月上旬にお届けします。ご注文のタイミングによっては、お届けまでに時間がかかる場合がございますのでご了承ください。



希少なお茶の中には、ロットが変わると同じ味わいを再現できないものもあります。

そのため、今回も数量限定でのご案内となります。

新しくなった台湾茶通信「ちょっと台湾Plus」2026年夏季号

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■ 内容 

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・台湾茶 4〜5種類 

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■ 応募締め切り:5月20日

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・5月31日までに発送 

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