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【イベントレポート】~台湾茶の教科書出版記念~新年下午茶~

更新日:6 日前


1月10日、11日、そして15日の3日間、各日2回ずつ、合計6回にわたって「台湾茶の教科書出版記念~新年下午茶~」を開催しました。会場は根津の「ことこ茶店」さんです。



当初は10日と11日だけの開催予定でしたが、申し込み開始は夜7時。開始わずか2分で満席となり、キャンセル待ちもたくさん。その熱気に応え、急遽15日の追加開催を決定しました。本当は15日に台湾に帰る予定だったのだが、追加開催で飛行機チケットを変更に…笑



今回のイベントで楽しんだお茶

ウェルカムティー:菊、枸杞、棗

  1. 文山包種

    産地:新北市・坪林区

    品種:青心烏龍種

    標高:500m

    受賞:114年新北好茶 冬季文山包種茶比賽會 優良獎(編號0650)

    発酵度:★☆☆☆☆

    焙煎度:☆☆☆☆☆

    風味:蘭、銀木犀、ジャスミン

  2. 嘉義県阿里山金萱(台茶12号)

    標高:1,200m

    発酵度:★★☆☆☆

    焙煎度:☆☆☆☆☆

    風味:ビスケット、バター、アーモンド

  3. 木柵鉄観音 焙香型球形烏龍茶

    産地:台北市・木栅区農会

    品種:金萱(台茶12号)

    標高:300m

    受賞:114年春季優良鐵觀音茶比賽 優良獎(編號0292)

    発酵度:★★★☆☆

    焙煎度:★★★☆☆

    風味:アーモンド、つばき、銀木犀

  4. 南投県名間郷紅烏龍

    品種:金萱(台茶12号)

    標高:400m

    発酵度:★★★★☆

    焙煎度:★★★★☆

    風味:パイナップル、マンゴー、ブランデー

  5. 坪林迎香蜜香紅茶

    産地:新北市・坪林区

    品種:迎香(台茶20号)

    標高:500m

    発酵度:★★★★★

    焙煎度:☆☆☆☆☆

    風味:バラ、ぶどう、黒糖

  6. 南投県・魚池郷台湾山茶紅茶

    標高:800m

    発酵度:★★★★★

    焙煎度:☆☆☆☆☆

    風味:ウッディー、梅干し、シナモン


当日に味わったお菓子・お料理

■年糕(ネンガォ)

もち米から作られる台湾の旧正月を代表する餅菓子。台湾語では「年粿(ニーグェイ)」と呼ばれ、「年々高く成長する」という縁起の良い意味があります。

  • 黒糖味:ザーサイ、ピーナッツ粉、パクチーと一緒に巻いて

  • 小豆味:フライパンで焼いてそのまま


■發糕(ファーガォ)

台湾語では「發粿」、客家語では「發粄」と呼ばれる米を原料としたお菓子。音の響きから「富を得る」「高昇」「発達」を象徴し、蒸すと表面に裂け目ができます。


■麻粩(ムアラオ)

台湾の年中行事で神仏や祖先に供えられる伝統的なお菓子。もち米とタロイモで作った粿乾を油で揚げ、麦芽糖と胡麻で仕上げたもの。米をまぶしたものは米粩と呼ばれます。

今回のイベントでは、ウェルカムティーを含めて7種類の台湾茶と6種類の伝統菓子を楽しむことができました。


清香タイプ2種類、熟香タイプ2種類、紅茶2種類を飲み比べ、坪林と木柵のコンテスト茶では、あえて渋みや苦味が出る淹れ方で審査方法を体験。参加者の皆さんには、自分の感じた香りや味を評価していただきました。


中でも特に印象に残ったのは木柵鉄観音。かつては焙煎の強い黒烏龍茶タイプが主流でしたが、近年は軽焙煎のものが人気。花香や果香が際立ち、口に含むとふわりと広がる香りに皆さん感嘆の声をあげていました。今回お出しした金萱種で作られた鉄観音は、まさに「時代につれて変化する台湾茶」の美味しさを象徴する一杯でした。


また、台湾山茶や橙茶についても産地ごとに詳しく紹介。参加者の方々から多くの質問が飛び交い、台湾茶の「今」を一緒に体感できる、貴重で熱気あふれる時間となりました。


長年「台湾茶通信」を読んでくださっている方々も多く、「再開はいつ?」という声をたくさんいただきました。もうすぐ募集を開始予定ですので、楽しみにお待ちください。


ことこ茶店の馬場さん、3年前にこの縁を繋いでくれた穀雨ももさん、そしてお茶友の皆さんに心から感謝。



皆さんのおかげで、台湾茶を通して楽しい時間を共有できることが、何よりの喜びです。


今年も台湾茶にまつわる面白いイベントやワークショップを、たくさん企画していきます。どうぞお楽しみに!

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