【B級有機茶】有機栽培翠玉烏龍と有機栽培金萱のブレンド｜【Grade 2】Organic TTES No.13 & No.12 Oolong

こちらのB級品は、宜蘭県の有機茶コンテストに出品する前の選別過程で取り分けられた茶葉です。
 
出品茶よりひとつ下のランクとはいえ、一般に販売されている茶葉と比べても品質の差はほとんどありません。なお、茎は再度取り除かれているため、「茎茶」ではありませんのでご安心ください。
ちなみに、同じロットのA級品は、2025年春・有機茶コンテストにて「優質獎」を獲得しました。B級品はA級品より、少し大きい葉と小さい葉を選別したものとなります。
 
この茶葉は、コンテスト出品用として特別に製茶されたロットの一部で、選別されたものをお手頃な価格でご提供しています。水出しに特におすすめで、暑い日にはぴったりの一杯です。
 
有機栽培の翠玉と金萱をブレンドしたこのお茶は、華やかな花の香りと、まろやかでやさしい味わいが魅力。手頃な価格だからこそ、暑い季節には毎日気軽に楽しんでいただけます。
オーガニック台湾茶を日常に取り入れたい方に、ぜひおすすめしたい一品です。
 
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「台茶ＯＯ号」という名前の品種は、台湾の農業部の茶業改良場によって、何十年もの研究を経て発表された、台湾特有の茶の木の品種を指します。これらの品種には番号だけでなく、魅力的な名前も毎回付けられ、例えば台茶13号には「翠玉」という美しい名前がつけられました。
 
1981年に発表された翠玉は、有名な金萱（台茶12号）と同じ時期に登場しましたが、金萱と比較して栽培される量は極端に少ないという現状です。金萱と同じく成長が早く、新芽や葉のサイズは昔から一番多く栽培されている青心烏龍種よりも大きいため、農業部は翠玉の栽培を奨励していましたが、栽培地が広がらなかった理由は主に2つあります。一つは、金萱と比べて挿し木の生存率が低く、新芽の数も少ないため、茶農家にとって手間のかかる茶の品種であり、同期である金萱の方がすぐに多くの茶農家に受け入れられました。一方、製茶師にとって、翠玉を包種茶や烏龍茶にすると香りが非常に高く、美味しいものになりますが、その高い香りを引き出して美味しく仕上げるのは難しいと言われています。そのため、栽培量も次第に減少しています。
 
美味しい翠玉の包種茶を一度飲んだら、口に広がる香りを忘れることがありません。だからこそ、私は常に美味しい翠玉茶を探しています。その味わいは非常にまろやかで、鼻の奥に広がる白いお花の香りが感じられます。
 
通常、翠玉茶は生産量が少ないため、同じ標高や種類の他のお茶と比較してやや高価です。
 
〜宜蘭茶の豆知識〜
宜蘭で生産されるお茶の外観や形状は、文山包種茶のような長い条型の茶葉と高山茶のような球形の茶葉の中間に位置し、一般的に「半球型」と呼ばれています。俗には「蝦米型」とも言われており、これは茶葉の形状が干し海老に似ていることを指します。この地域特有の茶葉の形状であり、宜蘭茶の特徴の一つとなっています。球型のように真空包装にしても折れないが、球型よりも早く開き、時短で抽出できます。
 
市場ではあまり多く見かけないかもしれませんが、次に半球型の茶葉を見かけた際には、それが宜蘭産であるかどうかを尋ねてみてください。意外なことに、プロの茶評価者にも見られるかもしれません。
 
香り & 味わい　　　　　　　　ジャスミン、ギンコウボク、生姜の葉、ヤシの花
作り方有機栽培、茶摘み→萎凋→殺青→揉捻→乾燥→整形→全乾燥
産地宜蘭冬山農園花間茶語品種翠玉(台茶13号)、金萱(台茶12号)標高100m発酵★★☆☆☆焙煎★☆☆☆☆生産時期4月備考開封後は直射日光や湿度を避け、できるだけ早く使いきることがおすすめです。
 
茶葉：水
5g：150mlお湯の温度98度
 
浸出時間(H)
一煎目/1分30秒
二煎目/1分30秒
三煎目/2分
*香りを楽しむために台湾双杯の使用が推奨されます。
 
水出し(C)
5gの茶葉に600mlの水、 冷蔵庫で6-8時間