top of page
執筆者の写真Pin-chun Lin

正月という特別な時期だけには、大切な人と数量限定プレミアム台湾高山老茶をご褒美でいただこう。




あっという間に一年がまた過ぎました。

今年もお疲れ様でした。


この一年を振り返ってみると、また様々な台湾茶を紹介してきました。

南投名間冬片、文山包種茶、柚花紅茶、貴妃蜜香烏龍、仙草茶、紅玉紅茶、桂花烏龍、玉山高山烏龍、鐵觀音茶など、そして台湾伝統的な茶菓子も、宜蘭伝統花生糖、紅豆丸、台南杏仁荖、三星蔥ヌガークラッカー、宜蘭金棗膏、新竹福源花生醬のウエハース、澎湖花生酥、薬膳菓子桂圓核桃糕などを紹介してきました。台湾茶はやっぱり、無限な可能性が、毎日生まれているのだな、といつも思います。日本のように伝統を厳しく守っていない代わりに、色んな可能性が出てきて、受け入れてくれる人も多くいます。

まさに台湾に融和されている多言語・多民族・多文化のように、台湾茶も常に進化しています。



今回のちょっと台湾1月号には、お正月に合わせてちょっと贅沢な高山老茶を紹介します。「老」というのは、長年熟成した物で、英語ではAgedと訳されます。台湾では10年以上寝かしたお茶を「老茶」と呼び、10年以上寝かしたお酒を「老酒」、3年以上漬け込んだ大根の漬物を「老菜脯」と呼びます。


時間が経つと風味もだんだん変わるのが老茶の面白い所です。今回ご紹介する老茶は2011年から熟成し始め、烏梅(燻製梅干し)やウッディーの香りがする段階です。乾燥した所で保存すると、何年間後には高麗人参のような深い香りも出てくることが楽しめます。



良い老茶と悪い老茶の見分け方は??


良い老茶は、最初から良い品質のお茶を寝かすのが前提である。

時々、あまり良くない、あるいは売れていないお茶をそのまま倉庫に置き、10年間たったら老茶として何倍の値段で売る、ということもあります。たまに、悪いお茶でも時間が経つと風味がだんだん変わってきて美味しいお茶になる、という奇跡も起こりますがその比率は非常に低いと言われています。「寝かす」過程とは、時間を長くしてゆっくりとお茶の中の刺激物を酸化してなくすことです。



元々品質の良いお茶を使用して老茶にすると、元の美味しい味がさらにアップしてまろやかな味になります。

1月号で使用している老茶は、台湾の最高峰玉山エリアで生産された高山茶(11月号の沙里仙中焙高山烏龍)をベースにし、寝かす時の水分や味の変化をよりコントロールしやすいように事前に強い焙煎をして、専用の陶の壺で10年間を寝かしました。10年間熟成した老茶は、烏梅(燻製梅干し)やウッディーの香りがする段階で、乾燥した所で保存すると、20年間後には高麗人参のような深い香りも出てくることが楽しめます。



カフェインや刺激物がなく、どなたでも美味しくいただける台湾茶です。また、プーアル茶とは違う仕組みで作られているのですが、同じく長い時間で寝かしたことで、「時間が経った」という風味が少し似ていて、プーアル茶がお好きな方が好きそうな台湾茶です。


老茶と一緒にいただく茶請けは、台東のローゼル蜂蜜漬けをご用意しました。

ローゼルは元々熱帯の植物であり、台湾の中でも南の台東が一番多く栽培されている。台湾南東部の台東は、台湾の中で一番オーガニック農業が盛んでいる県だと言われています。自然生活を求めて移住した人も近年増えてきています。強い太陽の光を浴びて健やかに成長するローゼルは、栄養価値が高く、ビタミン、ミネラル、アントシアニンなどが含まれ、古代インドやエジプトの王家では不老長寿の秘薬とされ、女性の美容には欠かせないものでした。花が散る後、大きくなった萼(がく)苞(ほう)を乾燥してお茶にしたり、漬物にしてお茶請けやおつまみにしたりするのが、一般的である。


今回は、台東県農会(日本の農協に当たる)がプロデュースしたローゼルのハチミツ漬けを紹介します。無添加でハチミツを使ったことでさらに栄養アップ。甘酸っぱいの味わいが高山老茶の梅干しのような香りが絶妙なバランスを演出。



1月号のちょっと台湾、募集始めました!

+++

ちょっと台湾とは、毎月違うテーマとした台湾茶と伝統茶菓子を紹介し、お家で楽しめる台湾茶MeTimeのプチギフトセットです。

+++


・台湾茶|2011年沙里仙高山烏龍老茶

沙里仙とは、台湾最高峰玉山における台湾茶産地の一つであり、原住民(ブノン族)語で「美しい場所」という意味。焙煎のかけた高山茶は、ほうじ茶のように身体と心を温めてくれます。

11月号に紹介した沙里仙中焙高山烏龍と同じ茶農家が毎年少量の高品質お茶を残して作られた「老茶」(”老”というのは長年熟成した物で、英語ではAgedと訳されます。台湾には「老茶」、「老酒」などがあります)、時間が経つと風味もだんだん変わるのが老茶の面白い所です。2011年から熟成し始め、烏梅(燻製梅干し)やウッディーの香りがする段階です。乾燥した所で保存すると、何年間後には高麗人参のような深い香りも出てくることが楽しめます。



・伝統茶菓子|台東のローゼルハチミツ漬け

台東県農会(日本の農協に当たる)がプロデュースし、地元のローゼルを使用したハチミツ漬けは、無添な美味しい茶請け。太陽の光を長く浴びた健康なローゼルは農薬もほとんど使わず、蜂蜜の甘さで強い酸味をバランス。


+++


ちょっと台湾|セットの中身

①季節の台湾茶ティーバッグ3つ

②台湾お茶菓子3つ

③季節の台湾茶説明パンフレット1枚

④季節のお便り台湾食風景ハガキ1枚 +ちょっと台湾の音



(より五感で台湾を楽しんでいただきたく、「ちょっと台湾の音」も入れております。ちょっと台湾の音とは、台湾茶と茶菓子をいただきながら、BGMとして流していくと「今台湾にいる!」という体験を作っていきたいと思い、台湾を代表する音声のコレクションを作成し、より五感で台湾の一時を楽しんでいただくことを目指しております。台湾の音のコレクションは、台湾の各地で録音したり、台湾伝統的な音楽を紹介したりして、不定期的に曲(または音声)追加していきます。是非、楽しんでいただければ嬉しいです!)


応募は専用ページにて、〆切は12月20日まで!

お待ちしております!







Comments


商品について質問がありますか?

bottom of page